U-TOKYO Nursing

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精神看護学

精神看護学の領域は近年きわめて拡大しています。その対象には、精神疾患やこれにより障害を抱えた人だけでなく、精神的健康について援助を必要としているより広い範囲の人々に、個人の尊厳と権利を基本理念として、専門的知識と技術を用い、その人らしい生活ができるよう支援することが含まれています。 また方法論としては、質的研究と量的研究(疫学研究)の双方、およびこれらを組み合わせた研究手法が活用されています。このため、精神看護学の研究テーマは多岐にわたります。 例えば、精神健康に困難を有する人にとってのリカバリー、精神保健領域における健康の自己管理、糖尿病をはじめとした身体疾患や物質依存を有する人の精神健康、ピアサポート、精神疾患を有する人の地域生活支援(精神科訪問看護、地域での包括支援等)、隔離や拘束などの行動制限最小化、スティグマ、ソーシャルインクルージョン、災害精神保健看護などがあげられます。 精神看護学分野のミッションは、精神看護学領域における疾病の克服および健康の増進に寄与する最先端研究を推進するとともに、この分野において卓越した学識と高度な独創的研究能力を有する国際的リーダーを養成することにあります。

メンバー(教員)

川上 憲人

教授(教室主任)
M.D., Ph.D.

宮本 有紀

准教授
R.N., P.H.N., P.S.W., Ph.D.

澤田 宇多子

特任助教
R.N., Ph.D.

メンバー自己紹介

宮本 有紀

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